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革に日焼けは天敵です。でも、改善の期待値がもっとも高いのも日焼けなんです。

写真は襟汚れと袖や身頃のくすみを撮ったものですが、アフターをご覧のとおり、元色はこのようにはっきりとしたカラーだったお品物です。
汚れ以前に、日焼けによる全体の退色が進んでいたことがリカラーすることで一目瞭然。
o4-307

リカラーの参考色は、襟を裏返したあたりの健全な色をベースに塗装しました。ブレはほとんどありません。
日焼けは色素を失っているので、塗装した際に色が入りやすい傾向にあります。
無地のキャンバスに絵を描くように、色の薄くなった箇所に色入れを行うことはごく自然な作業とも言えます。